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環境エネルギーと原子力を学ぶ学生による原子力Q&A
nucqa.exblog.jp
「外に出ない」ことは被ばくを避けるために有効な方法ですか?
はい,有効です.ただし,国や自治体の避難指示などで「外にでること」を要請された場合は,必ずその指示に従ってください.

被曝を避けるには,①放射性物質の皮膚への付着を防ぐこと(皮膚を外気に曝さない,屋外に居た場合は服のほこりをよく払う,屋内に退避する等)と,②体内への取り込みを防ぐこと(手洗いを徹底する,マスクをする等)は,多くの場合に効果的な対策です.「外に出ないこと」は,放射性物質との接触を減らせますので,①と②の双方に有効です.

もう少し丁寧に書きます.放射性物質から身を守るためには,外気に触れない事が大切です.それにより,体への放射性物質の付着や,体内への取り込み(呼吸など)を減らすことができます.そのためには屋内退避が効果的です.
ただし,換気はしないでください.換気することは,外から放射性物質を取り込むことにもつながります.また,原発敷地の近くに行かないことが第一です.政府・自治体は最新の情報に基づいて避難指示を出していますので,その指示をしっかりと守って行動してください.

[補足] 「服のほこりをよく払う」という部分に対してコメントを頂きました.以下の方法をご参考ください.
***コメント内容:ここから***
通常の形で服のほこりを払うと,
  (1)叩くことでごく短時間であるが周辺に放射性物質が飛散する。
  (2)その時にマスクをしていなければ呼吸器経由での
    内部被ばくの「可能性が高まる。
  (3)玄関を開けた時に浮遊している放射性物質を家に入れてしまう。
という逆効果になる可能性があります.
服のほこりを払うときには,
  (1)玄関口の風下側でマスクをしながらそっと払う。
    地面に付かないように風下側に向かって。
  (2) 玄関を入る時は外で靴を脱いでから。
  (3) マスクは家に入るまで着用 
  (4) 家に入れば手洗いウガイを。
という手順などをお勧めします.
***コメント内容:ここまで***
by n_i_2011 | 2011-03-15 11:11 | 放射性物質の影響・被害
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